地質調査技士(現場技術・管理部門)を目指す

このページは、地質調査技士(現場技術・管理部門)を目指す人のために開設いたしました。 主に過去問の解答・解説、試験方法などについて記載していきたいと考えています。図書などを参考に記載していきますが、記載に誤りが含まれる可能性があります。 誤りがあった際はコメントをお願い致します。全地連では平成19年の過去問より無料公開していますが、出題された当時より改訂された物事があるため、基本的に過去問は新しい年より解答を載せています。

【変更予定】TECRIS(テクリス)について

※2019年3月13日現在、コリンズ・テクリスは変更がかかっています。
登録時の業務キーワード数と業務概要の文字数について変更があるようです。
他の項目については現在確認中ですので、しばらくお待ちください。
 
TECRIS(テクリス)については、毎年出題されていますので、確実に覚えてください。
まずTECRISについて記載します。
 

テクリス登録は、公共発注機関並びに交易民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデータベース化し、発注機関および企業に情報提供を行うものです。

情報提供の内容は、発注機関には業務実績の他、登録されている企業情報、実績・技術者情報など、企業(請負者)には自社の企業情報・実績・技術者情報などである。

整備・運営は、「財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)」が行っています。

原則として業務契約時業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時)および業務完了時に行います。

登録対象業務は、公共機関から受注した測量・調査・設計等の業務であり、1契約あたりの請負代金額が100万円(消費税及び地方消費税相当額を含む)以上の業務である。

業務完了時の登録では、業務実績データとして業務キーワードを最大5つ業務概要を全角300字以内で登録する必要がある。

テクリスでは、管理(主任)技術者:1名(必須登録項目)、照査技術者:1名(任意登録項目)、担当技術者:8名(任意登録項目)を登録することができます。

 

大体、以上のことが問題として出題されています。

 

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14. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4)) で示せ。
 
(1) 登録は,原則として業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時),及び業務完了時に行う。
(2) テクリス(業務)で登録している技術者IDは,コリンズ(工事)でも共通で使用できる。
(3) 公共機関・公益民間企業から発注された測量,調査,設計及び補償コンサルタントの業務のうち,請負金額 300 万円以上(税込み)の業務を登録対象とする。
(4) 業務完了時の登録では,業務実績データとして業務概要を全角 300 字以内,業務キーワードを最大5つまで登録することができる。
 
正解は、(3)
請負金額100万円以上が登録対象です。
 

H28

13. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。 

(1) 登録は,原則として業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時),および業務完了時に行う。
(2) 国土交通省発注の地質調査業務において技術者を登録する場合は,管理(主任)技術者を1名,担当技術者を3名まで,必要に応じて照査技術者を1名登録できる。
(3) 公共機関・公益民間企業から発注された測量,調査,設計および補償コンサルタントの業務のうち,請負金額500 万円以上(税込み)の業務を登録対象とする。
(4) 業務完了時の登録では,業務実績データとして業務概要を全角100 字以内,業務キーワードを最大3つまで登録する必要がある。
 
正解は、(1)
(2)は、担当技術者は8名まで登録可能なので不適切。
(3)は、請負金額100万円以上が登録対象のため不適切。
(4)は、業務概要は300文字以内のため不適切。


H27

12. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。
 
(1) 公共機関・公益民間企業から発注された測量,調査,設計および補償コンサルタントの業務のうち,請負金額100 万円以上(税込み)の業務を登録対象とする。
(2) 登録は,原則として業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時),および業務完了時に行う。
(3) 国土交通省発注の地質調査業務において技術者を登録する場合は,管理(主任)技術者を1名,担当技術者を10 名まで,必要に応じて照査技術者を1名登録できる。
(4) 業務完了時の登録では,業務実績データとして業務キーワードを最大5つ,業務概要を全角300 字以内で登録する必要がある。
 
正解は、(3)
登録できる担当技術者は8名までなので不適切。
 

H26

77. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つ選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) 公共機関から発注された測量,調査,設計および補償コンサルタントの業務のうち,請負金額150 万円以上(税込み)の業務を登録対象とする。
(2) 登録は,原則として業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時)および業務完了時に行う。
(3) 公共発注機関並びに公益民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデータベース化し,発注機関および企業に情報提供を行うものである。
(4) 情報提供の内容は,発注機関には業務実績の他,登録されている企業情報,実績・技術者情報など,企業(請負者)には自社の企業情報・実績・技術者情報などである。

 

正解は、(1)

請負金額100万円以上の業務が対象となるため不適切。

 

H25

78. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) 整備・運営は,「一般財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)」が行っている。
(2) 登録対象業務は,公共機関から受注した測量・調査・設計等の業務であり,1 契約あたりの請負金額が 500 万円(消費税及び地方消費税相当額を含む)以上の業務である。
(3) 登録は,原則として,業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更等が行われた時),および業務完了時に行うことになっている。
(4) 公共発注機関並びに公益民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデータベース化し,発注機関および企業に対して情報提供を行うものである。

正解は、 (2)

請負金額100万円以上の業務が対象となるため不適切。

 

H24

78. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つ選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) 整備・運営は,「一般財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)」が行っている。
(2) 登録は,業務契約時と業務完了時にのみ行う。
(3) 登録対象業務は,公共機関から受注した測量・調査・設計等の業務であり,1契約あたりの 請負代金額が100万円(消費税及び地方消費税相当額を含む)以上の業務である。
(4) 公共発注機関並びに公益民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデ ータベース化し,発注機関および企業に対して情報提供を行うものである。

 

正解は、 (2)

登録は、原則として業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更などが行われた時)および業務完了時に行う。

 

H23

78. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つ選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) 整備・運営は,「財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)」が行っている。
(2) 登録対象業務は,契約金額に係わらず公共機関や公益民間企業から受注した測量・調査・設計等の業務である。
(3) 登録は,原則として,業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更等が行われた時),および業務完了時に行うことになっている。
(4) 公共機関並びに公益民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデータベース化し,発注機関および受注企業に対して情報提供を行うものである。

 

正解は、(2)

請負金額100万円以上の業務が対象となるため不適切。

 

H22

78. 次は,TECRIS(テクリス)について述べたものである。不適切なもの一つ選び記号((1)~(4))で示せ。

(1) 整備・運営は,「財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)」が行っている。
(2) 登録は,原則として,業務契約時,業務内容変更時(請負金額変更等が行われた時),および業務完了時に行うことになっている。
(3) 登録対象業務は,公共機関から受注した測量・調査・設計等の業務であり,1 契約あたりの請負代金額が500万円(消費税及び地方消費税相当額を含む)以上の業務である。
(4) 公共発注機関並びに公益民間企業が発注する公共性の高い事業に関する業務実績情報をデータベース化し,発注機関および企業に対して情報提供を行うものである。

 

正解は、(3)

請負金額100万円以上の業務が対象となるため不適切。